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有栖川有栖の火村英生シリーズ順番はコレ!シリーズ文庫本と最新刊

火村英生シリーズ順番
読書リスキング

読書の秋に楽しみたい、火村英生シリーズの読む順番とは?

火村英生シリーズを読みたいんだけど、おすすめの順番はあるのかな?

どのシリーズも面白いですが、順番にこだわるとより楽しめますよ。

火村英生シリーズ(ひむらひでおシリーズ)は、作家・有栖川有栖(ありすがわありす)の人気推理小説シリーズです。

犯罪学者である火村英生(ひむら ひでお)と推理作家の有栖川有栖が、数々の難事件を解決していくストーリーが展開されます。

実写化されたことで、多くの方に広く知られる作品だと思います。

このシリーズは長編小説と短編小説の両方で構成され、ミステリーファンに愛されていますよね。

複数のシリーズで構成されていますが、発表された順番に読み進めていくと、時系列もわかりやすく、理解をより深めることができるためおすすめです。

そこで今回は、火村英生シリーズの順番とその概要についてまとめてみました。

本記事を読むとわかること
  • 火村英生シリーズの順番と概要
  • 長編小説と短編小説
  • 最新作について

▲火村英生は、想像していたよりもずっとイケメンだった・・・!!!

目次

火村英生シリーズ順番早見表

順番タイトル出版年
146番目の密室1992
2ダリの繭1993
国名1ロシア紅茶の謎1994
3海のある奈良に死す1995
国名2スウェーデン館の謎1995
国名3ブラジル蝶の謎1996
4朱色の研究1997
国名4英国庭園の謎1997
国名5ペルシャ猫の謎1999
短編集1暗い宿2001
短編集2絶叫城殺人事件2001
国名6マレー鉄道の謎2002
国名7スイス時計の謎2003
短編集3白い兎が逃げる2003
国名8モロッコ水晶の謎2005
5乱鴉の島2006
6妃は船を沈める2008
短編集4火村英生に捧げる犯罪2008
短編集5長い廊下がある家2010
短編集6高原のフーダニット2012
短編集7怪しい店2014
7鍵の掛かった男2015
短編集8菩提樹荘の殺人2016
8狩人の悪夢2017
国名9インド倶楽部の謎2020
国名10カナダ金貨の謎2021
9捜査線上の夕映え2022
国名11日本扇の謎2024

タイトルに国名が入ってる作品は「国名シリーズ」と呼ばれており、9作合作版もあります。

国名シリーズ順番

『ロシア紅茶の謎』
『スウェーデン館の謎』
『ブラジル蝶の謎』
『英国庭園の謎』
『ペルシャ猫の謎』
『マレー鉄道の謎』
『スイス時計の謎』
『モロッコ水晶の謎』

長編小説の順番

まずは長編小説の順番から見ていきましょう。

『46番目の密室』(1992年)

火村英生シリーズ順番

火村英生シリーズの最初の長編小説は『46番目の密室』です。

この作品は、推理作家である有栖川有栖自身が登場し、火村英生とともに事件の謎を解き明かしていく本格ミステリーです。

タイトル通り、密室殺人を題材にしており、数々のトリックが盛り込まれています。

メディア化した有名な作品でもあります。10

『ダリの繭』(1993年)

続いて発表された長編は『ダリの繭』です。

この作品もまた独創的なトリックと深い心理描写が特徴で、異常心理に囚われた犯人像が際立っています。

火村と有栖川が協力して事件の背後に隠された真実を追い求める展開が魅力です。

『スウェーデン館の謎』(1994年)

火村英生シリーズ順番

『スウェーデン館の謎』は、洋館を舞台にした典型的なクローズドサークル・ミステリーです。

孤立した環境で起こる連続殺人を描き、緊張感あふれるストーリーが展開されます。

『ブラジル蝶の謎』(1995年)

火村英生シリーズ順番

『ブラジル蝶の謎』は、タイトルが象徴するように、海外の要素を取り入れた作品です。

火村は事件の背景にある異国の謎を解き明かすために奮闘します。

『マレー鉄道の謎』(1996年)

火村英生シリーズ順番

『マレー鉄道の謎』は、旅先で起こる殺人事件を描いた長編小説です。

エキゾチックな舞台と複雑な人間関係が絡み合い、火村の鋭い洞察力が光る一作です。

短編小説集の順番

火村英生シリーズには、長編だけでなく、短編も多く発表されています。

それぞれの短編もミステリーの醍醐味を存分に楽しめます。

『モロッコ水晶の謎』(1999年)

火村英生シリーズ順番

最初の短編集は『モロッコ水晶の謎』です。複数の短編が収められており、それぞれ独立した事件が描かれています。

火村と有栖川のコンビが小さな手がかりから真実を導き出す様子が楽しめます。

『ペルシャ猫の謎』(2002年)

火村英生シリーズ順番

次に発表された短編集が『ペルシャ猫の謎』です。

ユニークなキャラクターや独特な事件の設定が特徴で、異なるタイプのミステリーが詰まった一冊です。

『長い廊下がある家』(2007年)

『長い廊下がある家』は、より心理的なアプローチが特徴の短編集です。

犯人の内面や動機に迫るエピソードが多く、読者に深い印象を残す作品が揃っています。

『絶対零度の警鐘』(2011年)

『絶対零度の警鐘』は、火村英生シリーズの短編の中でも特に緊張感のある作品が収められています。

推理の面白さだけでなく、キャラクター同士の関係性にも焦点が当てられています。

『悲劇のエンブレム』(2016年)

『悲劇のエンブレム』は、タイトルが示す通り、悲劇的な事件を扱った短編集です。

読後感が重いエピソードも多く、深いテーマ性が印象的です。

ロシア紅茶の謎

火村英生シリーズ順番

作詞家が中毒死。彼の紅茶から青酸カリが検出された。どうしてカップに毒が? 

表題作「ロシア紅茶の謎」を含む粒ぞろいの本格ミステリ6篇。

暗号解読や密室などのミステリーの王道が詰まった短編集です。

最新作と今後の展開

火村英生シリーズは今でも新作が発表され続けています。

近年では、シリーズの新たな展開やキャラクターの成長が描かれることが多く、ミステリーファンからの注目を集めています。

『狩人の悪夢』(2018年)

『狩人の悪夢』は、火村英生シリーズの中でも特に複雑な構成を持つ長編です。

過去と現在が交錯し、登場人物たちの内面に深く切り込んだ物語が展開されます。

『貴婦人の旅路』(2020年)

『貴婦人の旅路』は、火村英生シリーズの最新作であり、旅をテーマにした長編小説です。

火村と有栖川が旅先で巻き込まれる新たな事件を描き、シリーズの長い歴史を感じさせつつも新鮮な要素が詰まった一冊です。

【最新作】日本扇の謎(2024年)

最新作は2024年に発表された日本扇の謎です。

火村シリーズの今後の展開は?

火村英生シリーズは、まだまだ新作の発表が期待されています。

特に火村の過去や、有栖川との関係性に焦点を当てたエピソードが今後の作品で描かれるのではないかと推測されています。


まとめ

火村英生シリーズは、長編小説から短編まで、幅広い作品が展開されています。

犯罪学者である火村と推理作家の有栖川がタッグを組み、独創的なトリックや心理的な駆け引きを通じて事件を解決していくのがこのシリーズの魅力です。

シリーズの順番を追っていくことで、それぞれの物語やキャラクターの成長を楽しむことができるでしょう。

最新作も含め、これからも火村英生シリーズはミステリーファンを魅了し続けるに違いありません。

以前からこの作品が気になっていた方や、すでに読み始めていておすすめの順番が知りたい方はぜひ参考にしてみてくださいね。

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