MENU

ダンジョン飯海外の反応。 Delicious in Dungeonなぜ人気?

ダンジョン飯海外の反応

アニメ化およびNetflixでの世界配信を経て、海外ファン層が急拡大した『ダンジョン飯』に関する評価、議論、人気要素をまとめました。

目次

圧倒的な人気と評価

2024年、本作は世界的なアニメ賞やストリーミング市場において大きな存在感を示しました。

指標 詳細
Crunchyroll Anime Awards 2025 過去最多の16部門ノミネート(Anime of the Year含む)。受賞は逃したものの、ノミネート数自体が記録的であり、ファンや批評家からの支持の高さを示しました。
Netflix視聴実績 2024年1月〜7月期で約9,060万時間再生され、同期間のNetflixライセンスアニメとして最も視聴された作品の一つとなりました。
批評家スコア Rotten Tomatoesで100%の支持を獲得]。IMDbでも8.7点(10点満点)と極めて高い評価を得ています。
受賞歴 米国のハーベイ賞(Best Manga部門)や星雲賞を受賞しており、文化的な価値も高く評価されています。

海外ファンに刺さったポイント

D&D(ダンジョンズ&ドラゴンズ)とRPGへのリスペクト

作者の九井諒子氏が『バルダーズ・ゲート』シリーズや『ウィザードリィ』などの西洋RPGを深く研究していることが、海外のTRPG/RPGファン層に強く響いています。

  • 「モンスターの生態系」や「栄養価」といった設定の緻密さが、単なるファンタジーを超えたリアリティを生んでいると絶賛されています。
  • 古典的な西洋ファンタジーの設定(トールマン、ハーフフットなどの種族区分)を尊重しつつ、独自のアレンジを加えている点が評価されています。

「食」と「生態系」のテーマ性

単なるグルメ作品(Food Porn)ではなく、「食べることは生きること(Eat or be eaten)」という哲学的なテーマが貫かれている点が、批評家やファンから高く評価されています。

  • モンスターをただの敵としてではなく、資源や生態系の一部として描く視点が新鮮だと受け止められています。
  • エコロジーや生命の循環といったテーマが、現代的な視点(エコフェミニズム的視点など)でも分析されています。

ダンジョン飯 探索メニュー記録

提供された資料に基づき、作中でライオス一行が調理・言及した「ダンジョン料理」および食材をまとめました。

金欠と食糧難のため、襲い来るモンスターを「自給自足」で食べるという選択が面白いですよね。

調理された主なメニュー

料理名 主な食材(モンスター) 備考・反応
大サソリと歩き茸の水炊き
(Monster Hot Pot)
  • 巨大サソリ (Giant Scorpion)
  • 歩き茸 (Walking Mushroom)
  • スライム (Slime)※具材として
センシがライオス達に教えた最初の本格的なダンジョン料理。
見た目はグロテスクだが味は非常に美味しく、ライオス達を驚かせた。
※第1話のタイトル「水炊き/タルト」としても言及あり。
人喰い植物のタルト
(Man-eating Plant Tart)
  • 人喰い植物の実 (Man-eating plant fruit)
甘いタルト。マルシルがカットした際にタルト生地が崩れる描写など、調理のリアリティが細かく描かれている。
海外ファンの間でも第1話の印象的なメニューとして話題になった。
茹でた大サソリ
(Boiled Scorpion)
  • 巨大サソリ (Giant Scorpion)
センシによると、ただ茹でただけだと味が悪く、「ガスのような味がする(字幕ミスで話題になった箇所)」とも言及されるなど、下処理の重要性が示唆されている。
スライム料理
(Slime Dishes)
  • スライム (Slime)
海外のファン(特に子供)が「スライムシチューを作りたい」と言い出すほどの影響を与えた。
高級食材として扱われることもあるが、マルシルにとっては過去に殺されかけたトラウマの対象でもある。
バジリスク料理
(Basilisk Meat)
  • バジリスク (Basilisk)
多くの視聴者が「バジリスクの肉の調理法」を検索したくなるほど、美味しそうに描かれている。
鶏肉に近い食材として扱われていることが示唆される。

特殊な食材・未調理の対象

対象 詳細
レッドドラゴン (Red Dragon) 「究極の目標食材」。ライオスの妹ファリンを捕食したドラゴン。
一行はファリンが消化される前にドラゴンを倒し、その肉を食べる(そしてファリンを救出する)ことを目的に深層へ向かう。
物語後半では、ファリンと融合したドラゴン(キメラ)の肉を食べることで彼女を救うという展開になる。
マンドレイク (Mandrake) 悲鳴を上げる植物。ライオスとマルシルが種の取り合いをするなど、採取過程自体がコメディとして描かれる。
かき揚げやオムレツの具材として使用される(資料内では具体的な料理名は明記されていないが、調理対象として示唆)。
⚠ 食べてはいけないもの(タブー)

ダンジョン内でも「何でも食べていい」わけではないことが作中で議論されています。
亜人(デミヒューマン)や、人間に似た姿をしたモンスターは「不浄」「共食い感がある」として忌避されます。

  • 人魚(マーメイド/魚人):魚類に近い構造であっても、顔や上半身が人間に似ているため、チルチャックらが激しく拒否し、食卓には上がらなかった。
  • オークなどの亜人:食材ではなく、交渉相手や隣人として扱われる。

キャラクターへの反応

マルシル (Marcille)

海外ファンの間では「ミームの女王」として愛されています。

豊かな表情(顔芸)や、スライムや魔物に襲われる際の大げさなリアクションが、Twitter(X)やRedditで頻繁に話題になります。

「マルシルの感情豊かなリアクション(magical meltdown)はアイコニックすぎる。彼女の表情を見るのが毎週の楽しみだ。」

ライオス (Laios)

魔物への異常な執着と知識、社会的空気の読めなさから、一部のファン(特にニューロダイバーシティの文脈)から「自閉スペクトラム症(ASD)的な特徴を持つキャラクター」として共感と好意を持って受け入れられています。

「ライオスは典型的な『魔物オタク』であり、彼の言動は不気味だが愛おしい。彼の純粋な好奇心は見ていて飽きない。」

オーク族とリド (Orcs & Leed)

日本の一般的な「豚顔」のオークではなく、西洋ファンタジー寄りのデザインでありながら、独自の設定を持つオーク族が高評価を得ています。

特に族長の妹「リド」のデザインは、海外ファン(特に男性ファン)の間で「超美人」「ベストガール」として熱狂的に支持されました。

制作(TRIGGER)への評価

アニメーション制作を担当したStudio TRIGGERに対し、アクションの作画だけでなく、食事シーンの「美味しそうな描写」へのこだわりが賞賛されています。

  • 「トリガーらしさ(ダイナミックな動き)」と原作の「落ち着いた雰囲気」のバランスが絶妙であるとの評価。
  • BUMP OF CHICKENによるオープニング曲なども「中世的でありながらキャッチー」として好評です。

まとめ

同時期に放送された『葬送のフリーレン』と共に、「異世界転生(Isekai)ではない、本格的ハイファンタジーの復権」として歓迎されましたよね。

両作品はしばしば比較されますが、それぞれ異なる魅力を持つ「ファンタジーの傑作」として並び称されています。

ちょっと怪しいダンジョン飯のレシピと一緒に、世界観を楽しんでくださいね。

目次